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耐震診断・耐震補強

耐震補強の最大の目的は「人命を守る」ということは言うまでもありませんが、建物という大切な「資産を守る」ということも忘れてはならない重要な目的です。しかしながら、

  • 耐震工事には莫大な費用が掛かる。
  • 工事中は生活や事業に支障が出る。
  • 大きな地震が起きるかどうか分からないのに、投資したくない。

というオーナー様からの声がよく聞かれ、耐震工事に踏み切れないのが現状です。とはいえ地震が起きてからでは間に合いません!
まずは、的確な耐震診断を行い耐震性能をチェックすることが第1ステップです。
ご予算に応じて、お客様の建物に最適な耐震補強をご提案いたします。

耐震診断とは…診断が必要な建物は?

備え

コンクリートの成分は水酸化カルシウムで、PH12以上の高アルカリ性のため、経年とともに大気中の二酸化炭素に反応して炭酸カルシウムに変化、徐々に浸透して鉄筋の深さに到達すると、鉄筋の錆の進行を抑止できなくなります。

「1981年以前の建物」はもちろんですが、「1981年以降の建物」でも、コンクリート表面にひび割れや錆のしみ出しがある建物は、積極的な耐震診断をおすすめします。

まずは耐震診断で耐震性能のチェックから!

耐震診断のお勧め

建物の耐震性能を評価するのが耐震診断です。
健康診断と同様、悪い所を見極めないと、正しい処方箋(補強)を出すことができません。
地震に備えて、まずはあなたの建物の耐震診断をおすすめ致します。
地震に対する安全性を確保するには、耐震診断で建物の持つ耐震性能を判定し、必要に応じて耐震補強を行うことになります。

写真写真
地震で破壊されたピロティ柱
耐震補強について

建物の耐震性能を左右する主な要因は『強度』『粘り(変形能力)』です。建物の耐震性を向上させるには、
次の方法があります。

  1. 強度を増加させる。
  2. 粘りを向上させる。
  3. 強度と粘りの両方を上げる。


■古い建物やバランスの悪い建物は耐震診断により安全性の確認が必要です。
以下の項目に該当する建物は耐震診断をおすすめします。

古い建物
●1981年(昭和56年)以前の建物
1981年以前に建てられた建物は旧基準で設計されており。耐震性能が小さい可能性があり、地震時に被害を受ける恐れがあります。
●老朽化が著しい建物
不同沈下、大きなひび割れ、鉄筋さび、外壁落下など、劣化がひどい建物
バランスの悪い建物
●ピロティのある建物
●平面形状や立面形状が複雑な建物
●混用構造の建物

まずは耐震診断です!お気軽にご相談ください。

相談

●最適な補強方法をご提案・お見積もりします。
予備調査から耐震診断、耐震補強・補修の施工まで一貫体勢で対応します。
●予備調査は無料で承ります。調査時は、設計図面や構造計算書を提供いただきます。図面等がない場合はご相談ください。