特許技術 裏波溶接用バッキング材
[特許番号]特許第3250619号(平成13年11月取得)
■概要
リサイクル可能で環境にやさしい、特許取得製品のバッキング材を用いた鉄骨接合部裏波溶接工法は鉄骨工事のコストダウンを実現し、構造性能も高い工法です。
当工法は従来工法と比較して、約25%の鉄骨工事費のコストダウンが可能となります。
■特徴
( 当社製作のバッキング材の特長 )
- 「シリカサンド」が主原料であるため、コストが安い。
使用済み材料は原料のシリカサンドに戻すことができリサイクルが可能である。 - 長尺(約1m)製作も可能で、取付けが簡単、自由に切断や削ることができ、現場合わせが容易である。
- 耐熱性・耐熱衝撃性があり、一度使用しても破損しない。また、溶接部に悪影響を与える化学成分や不純物を含まないので、溶接欠陥ができない。
( 改良工法の特長 )
- 鉄骨加工量、製作工程数、溶接量、超音波探傷検査数が従来工法に比べて少なく、合理的な接合方法である。
- 柱部の工場組立、製作・加工費が半額程度に抑えられ、また、現場への運搬費が大幅に削減される。
- 鉄骨梁のフランジにプレートや高力ボルトがなく、ディテールが単純で美しい仕上げとなる。